 |
デジタル画像について2(2004.6月) |
|
| 4-1画像を構成する単位(画素とピクセル=pixel) |
デジカメの普及に伴って「400万画素」など画素という単位を良く見るようなったでしょう。この画素とは何か??は、画素とは大きく2つのとらえ方があります。
-アスキーデジタル用語辞典-
その1つは、「デジタル画像を構成する単位である、色のついた点」なのですが、これはピクセル(pixel)と同一の単位と考えられます。
しかし、デジカメなどのデータ入力機器で言われている「画素」の場合は、CCD(Charge Coupled Device)といった画像をデジタル化する装置での1つの機能を表しています。デジタルデータにするには、デジタルによる標本化が必要で、「光を電気に変換する受光素子を画素」としています。そのため、CCDの画素数が多いほど画像は精密になるという脈絡になりますが、この画素数だけで精度の高い画像が撮せる。とは思われません。
CCDは、受光部でありアナログカメラでいうとフイルムに相当し、この機能が高くてもカメラとしての機能が高いとは言えないでしょう。
| 2つの画素のとらえ方 |
| 画素 |
光を電気に変換する受光素子を画素 |
- |
| 画素 |
デジタル画像を構成する単位である色のついた点を画素 |
ピクセル |
|
4-2表示画像の単位(ピクセル=pixel=Picture Element)
|
画素は、データ入力で使われる単位という面がありますが、ピクセルは、主にモニターなどのデータ出力で使われる単位とも言えます。
ピクセルという画像単位は、72ppi(pixels per inch)の場合、1インチ(2.54cm)の間に72ピクセルある。ということでインチとの連携がよく考慮されているのですが、モニターの画面表示ピクセル数を簡単に変えられることから、この基準が解りにくくなりました。
左側、図Aが原寸で作成した画像。図Bはそれを2倍に拡大した画像で、実際は左右144pixelあり線は2pixelの太さとなります。
その下、図Cは、Adobe Photoshopで図Aを500%に拡大表示したもの。1pixelで描いた線が、5pixelで表示されています。
| 図A |
 |
図B→
|
|
 |
 |
図C
|
また、画像解像度を上げて72×2=144ppiにすると、1インチ(2.54cm)の間に144ピクセルある画像となり、Adobe IllustratorなどのDTPソフト上では左右の寸法が変わりませんが(同じく1インチ)、Internet ExplorerなどのWebソフト上では、一辺が2倍の大きさに表示されるのが一般的です。これはほとんどのモニター解像度(画面表示される天地左右のピクセル数ではない。)が、72ppiに固定されているためと思われます。
|
|
|
|
 |
dpiとppi |
|
●画像の解像度は、難しい概念の1つといえるでしょう。これはパソコンで画像があつかわれる頃からその概念基準が曖昧だったことにもよります。
解像度は3種類あるのですが、dpiは、ppiと混同されて使われおり、画像解像度は(pixels per inch=ppi)、出力解像度は(dots per inch=dpi)を表します。その他に印刷のスクリーン線数単位(lines per inch=lpi)もあります。
dpiは、レーザプリンターなどの出力装置の解像度、つまりプリンターのドット密度を表す単位ですが、ppi(画像解像度)と混同して使われがちです。
 |
描画ソフトの変遷 |
画像には、画素(ピクセル)1つ1つの濃度値で画像を表すビットマップ画像と描かれた画像の起点と終点の座標により表すベクトル画像があります。
そして、ビットマップ画像をあつかうソフトウエアをペイント系ソフト。ベクトル画像をあつかうソフトウエアをドロー系ソフトともいわれます。
ビットマップ画像をあつかうソフトウエアとして、Photoshop。ベクトル画像をあつかうソフトウエアとしてIllustratorが上げられますが、共に初期よりDTP(初期は、個人が自己の構築のために机の上で印刷物を作ってしまおうという主旨があった。)を視野に入れたソフト開発がされて、情報の入力から出力までの計画がしっかりとしていました。
日本でインターネットが一般で始まったのは、1994年頃からで(IIJの接続サービスは、1993.11月開始。リムネットは、1994.10月開始。)それ以前の画像処理は、DTP向けが主でした。
フォトショップ
(Adobe Photoshop2.5)
アナログの画像処理(主に印刷製版)をパソコンの一ソフトウエアで進められる「フォトショップ」は、それまでのアナログ技術をまとめた驚異的なソフトで、画像のデジタルデータ化を的確にとらえていたと考えます。
写真は、Ver.2.5まであった「マスク」機能で「レイヤー」は無く加工は難しかったが、アナログの製版技術を受け継いでいたのが印象的でした。
●イラストレーター
(Adobe Illustrator1.9.3J〜3.2J)
ベクトル画像を印刷に対応するPostScriptによって生成するIllustratorは、初期の頃非常に解りにくい初期画面でしたが、その機能を理解してくるとOutputまでのデータの統一性は見事でした。現在でも他のドローソフトの基準とは一線を画しています。画像はVer.3.2でベクトルが表れる「作画画面」で「プレビュー画面とは分かれ、ドローソフトらしさが良く表れています。
|
|