オヤジの散歩-東京・雑司ヶ谷から-

豊島区雑司が谷周辺、近郊へ散歩、関東へもっと遠くへ。他はパソコンでの学習、ゲームなどのweblog。

松本から「おきな堂」さんが

2009.09.07 Monday | 信州、松本

週末の9月5日に、信州松本から喫茶・レストラン「おきな堂」のオーナーK氏が事務所に来られた。7月末にわたしが松本に旅行して、はじめてお店でお会いして、2、3回しかお会いしていないためか、服装がラフなせいか、なおさら若く見えた。
年齢を伺うと、40歳前との事だが流石に行動力、機動力がある。これは今の何処かの国と正反対だ。こんな方は快くお迎えしたい。

目的は、このブログなどの内容を読まれて、Webの相談に来られたのだが、その地域特性を生かして、良質な物を維持し育てたいと願う意識はお互い同じかも知れない。
松本周辺のお話を伺うと、松本市は生産地に囲まれた街だと解り、住むには健全な街だろう。やはり街の中心部から山並みが見えるとホッとする。
東京は経済成長と共に、郊外に広がり過ぎてしまった都会であり、ヨーロッパで言う都市ではない。そこに責任を果たす自立した市民が居るのが、都市の条件で、それには東京は広過ぎる。松本には、東京に無い物があると思える。

どれだけ手助けが出来るか解らないが、Webによって情報構造が変わった。それによって人の動き、つながりも変わって来ると思え、価値の共感も持てるだろう。

写真は「おきな堂」さんのカレーを頂いたので、翌日お昼に食べたカレー。開業が1933年の老舗だから、味は東京の中村屋資生堂パーラーの昔のカリーライス?と思っていたが、スパイスが効いて新鮮さがある味だ。
資生堂パーラー、中村屋は有名だが、それゆえに、今となると広げ過ぎてしまった。「おきな堂」さんの今後に期待したい。

おきな堂カレー

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松本・旅館&喫茶「まるも」

2009.08.01 Saturday | 信州、松本

7月28日〜昨日30日、松本に行った話続きです。(その3)

松本市の中町通りから、女鳥羽川に行く路地で、雰囲気の有る旅館を見つけた。隣が喫茶店になっているので、喫茶店に入ってみた。室内はしっかりとした作りで、これは何処にでも有るものでは無いと思えた。
ブレンドだろうが、味の明確な紅茶を飲みながら、お店についての記事を読むと、何と柳宗悦氏と関連が有る。隣の旅館には泊まれる様で、お店の方にたずねると狭い部屋しか空きが無かったが、早速宿泊の予約を入れて泊まってみた。

「まるも」さんのWebに概要が有り引用すると・・・
『昭和31年(1956年)松本民芸家具の創立者 池田三四郎先生が設計、柳宗悦先生が開店時ご覧になりお賞め頂きました。以来40数年そのまま営業させて頂いて参りました。』二重カッコ内引用。

とある。何と民芸運動、河井寛次郎、ブルーノ・タウトとつながって来る。
最近の宿泊客は、欧米人がほとんどとの話だが、まさか宿泊する欧米人ほとんどが、ブルーノ・タウトとのつながりを知って来るとも思えない。
昔の町場にあった旅館の様に、トイレ共同、お風呂共用で1泊素泊まりで、5,000円程度、朝食を付けて6,000円程度というものだ。今の多くの日本人は、共用部分の無い個室、つまりビジネスホテルを選び、このような旅館は敬遠するだろうが、かと言って日本人は、孤独を基盤とする民族だとも思えない。
欧米人宿泊者が多いのは、この「まるも旅館」の英語での情報が入手し易い事があると思え、たとえば、ここの英語版H.P.は、日本Googleで上位に上がり(RYOKAN HOTEL検索でGoogle7番目)、英語では情報認識度が意外と高い。

しかし、もっと根本的な日本文化の特色を探す。という姿勢がより欧米人は貪欲と思えた。松岡正剛氏が、千夜千冊サイトで、ブルーノ・タウト「忘れられた日本」の書評をされている。読むとすでに昭和の初めにタウトは、日本文化の今後の問題を衝いていると解るが、その事の認識すら今でも曖昧だろう。改めて考えたい、日本文化の特色とは何なのかを。

このブログで、旅館&喫茶「まるも」を紹介するのは、もっと日本人の方々に宿泊してもらいたい。という理由が大きい。それにしても、宿を出る時、93歳になられるオーナーの大旦那様が、隣の喫茶店部分で、わたしなどに「まるも」の経過とご自身のこだわりなど、考え方を話して頂けたのは有り難いことだった。「まるも」は、また、お世話になりたい場所である。

写真上は、夕方のまるも旅館玄関先。真中が喫茶店室内。下は外観で奥は3階の木造、手前1階が喫茶部分となっている。

まるも旅館入口



まるも喫茶部分



まるも外観

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喫茶・レストラン「おきな堂」

2009.08.01 Saturday | 信州、松本

7月28日〜昨日30日、松本に行った話の続きです。

今回は、松本市内を歩いたことが無かったので、市の中心部を歩いてみた。松本駅の東側で、南北では、南の薄川(すすきがわ)から、松本城に近い女鳥羽川(めとばがわ)の1.5キロ四方の辺りを歩いた。松本は城下町だから、川が町の仕切りとなっていた?とも思えたからでもある。
しかし、この松本市内中心部でも、生活食材、用品店がなかなか見つからない。日本の多くの街で小売店が激減していると思えるが、八百屋さんでキューリを買ったり、餅菓子屋さんで、甘いものを買ったりしたいものだ。と言うのも、わたしは、ホテルなどに入った後、食事でこれは良い。と思う飲食店でないと入る気がしない。
そんなお店が無いと、八百屋、パン屋、それが無いとスーパーで食べたいものを購入し、ホテルの部屋で食べる。旅行しているのに、何でそんな食事を?と思われるかも知れないが、料金が高くて美味しいのは当たり前でしょうよ。だが、今や高くてカッコウを付けているが、それほどでもないお店は多い。
接客にしても、バイトの人に接客なんてされたくないです。

女鳥羽川の近く、中町通りは土蔵の町並みとなっているが、やはり生活臭が余り無く、観光用の通りかな、と思えた。
川の近くに、「おきな堂」という喫茶、レストランを見つけた。フムフム、メニューを見て、懐かしさのあるメニューであり、腰が入っている感じがした。腰が入っているとは、実力があり小技で誤摩化さないことだ。

店内に入り、まぁ、それほど食欲も無いし、ハヤシライス(1,200円)を注文。このハヤシライスは行けます。コーヒーも良いです。
翌日も味をしめて、夕食に煮込みハンバーグとサラダを食べた。煮込みハンバーグは、オーソドックスな味ですが、ソースがなかなかで、いつの時代でも美味しいものは、美味しい。と実感出来ますね。これは当たり前な事でしょうが、有り難いことです。
オーナーのKさんから、名刺を頂きましたが、名刺には、「SINCE 1933 時代おくれの洋食屋」とありました。でも、これからも、内容の有るものが生き残る時代と信じますよ。
また、よそ者のオヤジのお相手を2回もして下さり、嬉しく思います。再度お伺いしたいお店です。

店名:おきな堂
ジャンル:洋食、パスタ、喫茶店
TEL:0263-32-0975
住所:長野県松本市中央2-4-10
営業時間:[月〜土] 9:00〜20:00 [日・祝] 10:00〜17:00

写真は、店頭のおきな堂のコーヒー「森の珈琲-300円」ディスプレイ。

おきな堂

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東京は暑いぞ、松本・安曇野へ

2009.07.31 Friday | 信州、松本

7月28日〜昨日30日まで松本方面に出かけた。松本の記事は、「おきな堂」さん、「まるも」さんの記事も書くので、3回に分けることにした。

松本に出かけた理由は、東京は暑い、仕事にならん、信州に行けば涼しいかな?という理由だが、以前25〜40年前には中央線沿線に住んでいた時期もあって、松本は意外と出かけていた。高校卒業後まで山に登っていたし、アート系に専攻を変更した頃は、安曇野の碌山(荻原守衛)美術館は手頃な場所だった。

最近、若い人達から「JRは料金が高い。」と聞くので、ネットで交通費を調べたが、選択肢が増えた。JRにしてもオークションで安い切符が買えるようだ。JR東日本には「大人の休日倶楽部」があるが、何なのこれ?対象が50歳以上で、残念ながらわたしは該当してしまうのだが、これは大人じゃなくて、年寄りで労働力にならない人の倶楽部でしょうよ。割引する対象年齢が疑問です。
年甲斐も無く、乗車券のみ購入して、松本まで普通列車を乗り継ごうとも思ったが、疲れるだろうし、今回は高速バスに決めた。新宿から京王バスに乗車。松本までJRだと特急で6,200円程度だが、京王バスでも3,400円だった。

安曇野は数十年ぶりだったので、かなり変わっていた。穂高駅周辺にも住宅が増えて、以前のような広大で伸びやかな自然は少ない。駅前で「安曇野アートラインマップ」なるものを頂いたが、今や美術館、博物館が16件あるようだ。グッフフ、わたしの美術館、博物館見学許容数は、1日1、2件です。美術館、博物館を回るだけで、16件÷2件=8日は必要ですよ。

碌山美術館はどうなったかな?と入口まで行ってみたが、ここも施設が増えていた。施設増=展示点数増、だから時間と気力を使うことになりがちだ。展示作品を見る気は全く無かったが、入口から庭の木陰に点在する、ゆったりとしたベンチが見えた。受付の青年に「飲み物はあるの?」と聞くと、紙コップのコーヒーがあるとのこと。それじゃ入りましょう、と600円払って庭を散策し、ベンチで一息。雨上がりの庭は爽やかで、美しかった。

写真は、碌山美術館の庭、グズベリーハウス前のベンチで。

碌山美術館

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