オヤジの散歩-東京・雑司ヶ谷から-

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製版会社さんが年始挨拶に

2010.01.07 Thursday | 生活・仕事

1月5日、6日辺りは、年始挨拶の時期だろうが、知り合いの製版会社さんが年始の挨拶に来られた。製版会社とは、印刷工程の中で、印刷フィルムを作る会社だが、一般に印刷工程がCTP(Computer To Plate)となり、フイルムレスになった印刷を知っている人は、今どき製版会社?と思われるかも知れない。

パソコンなどデジタル技術によって、多方面で工程の中抜きが進んでいるが、印刷分野は早くから工程の中抜きが進んだ分野だった。
それは、今までの組版、製版といった業種が消え、その会社も消えて、職が無くなることでもある。このような業務変革が、すでに印刷関連では、1990年初頭に予測出来たし、それは何も印刷に限らず、多方面に及ぶことも予測出来た。
しかし、残念な事に特に日本では、これが時代の常識とならず、最近やっと「イノベーション」などの言葉が知られて来ているが、何も横文字で、innovationなどと言わなくとも、構造を捉えれば解る事だろう。
最近でも、新旧の軋みが見られるが、まぁ、軋んでいられる職種は良く、印刷の写真植字のように、アッと言う間に消える業務もあった。

年始挨拶に来られた製版会社さんは、もう15年毎年年始に来られている。その前、1990年初め頃からこの会社に、飯田橋の帆風でMacで4色出力したフイルムと旧来の版下の製版、2つを統合する製版を依頼していた。これはA3程度のサイズだと、データが重くなり、まずパソコン処理すら難いためだったのを思い出す。
その後、1995年頃にこの製版会社は、わたしが経営した、Macスクールなどの影響でデジタル化を進めた。これは製版業界でデジタル化が早い時期だったろう。
ただ、デジタル化を早くしても、印刷工程の流れがフイルムレスに向かう中で、これは負け戦と言える。その状況の中で、製版会社を維持することは、並の事ではない。
良く15年続いたと尊敬さえするが、それは一般に評価されるどころか、余り知られる事すら無いことだろう。そのような負の面から見ても、テクノロジィの変遷により、社会が変わると思えてしまうのだ。

下の写真は、製版会社さんからお年賀で頂いた、タオルとカレンダー。

三和プロセス年賀

author : Takao | comments (0) | trackbacks (0)