オヤジの散歩-東京・雑司ヶ谷から-

豊島区雑司が谷周辺、近郊へ散歩、関東へもっと遠くへ。他はパソコンでの学習、ゲームなどのweblog。

未成年者の喫煙防止

2008.07.08 Tuesday | 本・学習

今回は、たばこの中でも未成年者の喫煙についての私感です。

・上からの押しつけは疑問
未成年の方々の喫煙につて、Webで関連情報を見ると、WHO(世界保健機関)は、・・・で、健康増進法では、こうだから・・・と言った上から下に通達するような記述が見られる。これは、年上の成人が決めたことは、未成年者が従うのは当然である。と言うことで、私のようなオヤジには、確かにそれは一理あると思えるが、現実にそのような上層からの意向を通達する姿勢で、未成年者の喫煙防止が本当に出来るのだろうか?

・たばこ自動販売機は撤去
具体的には、「taspoタスポ」なるICカードの配給によって、7月から雑司が谷でも未成年者の喫煙防止が始まった。しかし、この8月から、たばこ自販機の深夜販売、解禁という情報も見られる。また、タスポ導入で、たばこ店廃業続出などの情報も目につく。もう上層の日本国とその直下で、物事を勝手に決めるのは、止めにした方がよろしいでしょう。こんなことをしているから、未成年者の喫煙率が上がるのですよ。
先日記した、「タバコの歴史の学習」の「現代たばこ戦争/伊佐山芳郎/岩波新書/777円」には、私のような喫煙者には、誠に痛いご指摘が多いが、必要な情報が多くあり、著者が言われるように、「たばこ自動販売機を全て撤去」することが正解と思える。また、たばこ店の生活を考えると、対面販売への切り替えも必要と思えた。

・最も重要なものは何か?
「現代たばこ戦争」で、高校3年生の喫煙率には驚いたが、財団法人 健康・体力づくり事業財団なる団体の情報によると、平成16年には喫煙率は下降したようだ。しかし、「現代たばこ戦争」で、1996年の未成年者たばこ購買率17.3%に対し、その18年前の1978年では2.2%しかない。何でこんなに購買率が上がったのか?巨大タバコ多国籍企業のマス広告戦略が、原因の一つにはあるかも知れないが、それだけとは思えない。
ダメと言うなら、より魅力あるものを提示出来るか?だろう。
自分の18歳当時(グハハ、39年前で1969年)を振り返ると、周囲の同年代でたばこを吸っていた者を見た記憶がない。閉塞感が無く、希望の持てる時代だった。自分の場合は、たばこなど吸っている場合では無かった。自分の土壌構築、自己確認で満杯だった。その頃に哲学を学ぶ友人が、「自分はやっと自我に目覚めた。」と言う言葉を思い出したが、まさに同様であり、今後は、自分がどのような位置、思考で、自立した社会の一員として生きて行くのか?が最重要事項で、そのスタート時期だったろう。
このことは、年齢を経ても基本的なことだが、高齢になるほどその基本を忘れがちで、現在は高齢化時代と言うか、御隠居時代なのだろうか?
年長者が、若年者を指導するには、まず自らを鍛えたいものだ。と自戒する。やはり、暗澹とした未来であっても、今後を担うのは、若年の方々であり、私のようなオヤジより、そこから光を見つけ広げられるのは、あなた方だろう。

下の本は、「現代たばこ戦争/伊佐山芳郎/岩波新書/777円」

現代たばこ戦争

author : Takao | comments (4) | trackbacks (1)